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モーガン・フリーマン主演映画は面白いです

■1952年制作米映画「愛しのシバよ帰れ」のDVD■ バート・ランカスターさん出演の映画を探して購入しま した。ある熟年夫婦の物語です。白黒映画でした。 大恋愛して学生結婚したドクター・デレイニー（バート・ ランカスター）と妻ローラ（シャーリー・ブース）であった が、子供は死産となり、生活の為ドクター自身は医学 部を中退したので学位が取れなかった。その後指圧療 法師となったので先生（ドクター）と呼ばれている。 二人は真っ白な子犬のシバを飼ったが、ある時居なく なってしまう。ドクターは医学部を中退したことを悔やむ ようになり、徐々にアルコール依存症となってしまう。 一年前に断酒会に入り、漸くアルコール依存から抜け 出して平穏な生活を取り戻しつつあった。そんな折り、 ローラは夫に黙って、家の一部の部屋を貸し出すこと にしたところ、すぐに絵を志す女学生のマリー（テリー・ ムーア）という借り手が現われ、ドクターも止む無く承 知することに。若々しく明るいマリーと一つ屋根の下で 暮らすうちに、ローラは自分の学生時代を彼女に投影 し、ドクターはマリーが連れてくるボーイフレンドが気に 入らず苛立つばかり。ついに再び酒に手を出し酔った ドクターは妻ローラにナイフを向けてしまう。 尚、映画のタイトルにもなっている「シバ」はあくまでも 子犬の名であり、心理学的な心の変化を示す象徴とし て登場しているようです。居なくなった真っ白な子犬を 何時までも「何処へ行ったの？帰って来て欲しい」と夢 の中の願いとして出てくる訳ですが、最後には「もうシ バは帰ってこない。シバはドロまみれになっていたわ」 とローラが夢を説明するのを見て、ああ、そういう意味 で使われていたのかと気付きました。 ローラ役のシャーリー・ブースさんが中年のオバチャン 役を見事なまでに演じています。この演技で彼女は１９ ５２年アカデミー主演女優賞を獲得しました。 映画制作、公開当時、彼女は５０代半ば、夫役のバー ト・ランカスターさんが４０歳ぐらいでした。彼女の方が １５歳ほど年長だったんですね。 注文番号：221887-20151103-0672330305